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動画の概要
Cry Baby(Official髭男dism)のボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノを全て僕1人で担当した、MV風のカバー動画になっています。
約9ヶ月掛けて頑張って作った動画なので、是非ご覧下さい!!
この動画を完成させるまでの道のりは、かなり大変なものでしたが、今回はこの動画をどういった手順で作っていったかなど、動画完成までの裏話を書いていきます。
動画完成までの手順
①ボーカルと、楽器(ギター、ベース、ドラム、ピアノ)演奏の練習
②ボーカルと、楽器(ギター、ベース、ドラム、ピアノ)のレコーディング(録音)
③ボーカルと、楽器(ギター、ベース、ドラム、ピアノ)のミキシング・マスタリング
④ 動画の撮影・編集
ボーカルと、楽器(ギター、ベース、ドラム、ピアノ)演奏の練習
2021年の12月から、楽器演奏の練習に取り組み始めました。この楽器演奏の練習は、レコーディング(録音)に向けての練習と、撮影に向けての練習が必要だったので、かなり長期間に渡って練習しました。
まずは、ボーカルとピアノですが、Music School Dream ピアノ講師の野中柚希先生にレッスンしていただきながら、進めました。
↓Music School Dreamのホームページはこちら
↓Music School DreamのSNSはこちら
姫路で音楽教室を探している方は、是非。オススメです!
↓ピアノ講師 野中柚希先生のSNSはこちら
今回は、ボーカル、ピアノレッスン他、ボーカルのレコーディング、撮影にも協力してくださいました。ありがとうございました。
話を戻しますが、このCry Babyという曲は、なんと10回も転調しています。
音域は、mid1F〜hiD#と一般的な男性の音域よりもかなり高いです。なので、かなり高難度の曲と言えるでしょう。
僕は高1の時から3、4年くらいかけて少しずつ音域を広げていってたので、その積み重ねもあり何とか歌うことができました。
過去に高音域を広げる方法というnote記事も書いているので、参考までに。
ピアノに関しては、僕は2021年の11月に習い始めたばかりで経験が浅いので、かなり時間が掛かりました。
転調が10回あって、コードが難しいのでひたすら練習して譜面を覚えるまでやりました。
そもそも、Cry Babyのピアノ伴奏だけの譜面が無かったので、バンドスコアを買って、ピアノの部分を作曲のソフト(Cubase)で全部打ち込んで、データを楽譜作成ソフト(Finale NotePad)に送って譜面を作るという作業がなかなか大変でした。
↓Finale NotePad(Windows専用)
↓ピアノの譜面はこちら
続いてドラムですが、Music School Dream ドラム講師の伊藤汐里先生にレッスンしていただきながら、進めました。
↓ドラム講師 伊藤汐里先生のSNSはこちら
今回は、ドラムレッスンと、ドラムのレコーディングに協力していただいています。ありがとうございました。
ドラムに関しては、2020年の6月から習い始めて、現在も通っています。
Cry Babyの譜面は、YouTubeの動画を参考にしながら、手書きで譜面を書いています。
↓手書きのドラムの譜面
↓参考にさせていただいた動画はこちらです
テンポがBPM100なので、そんなに速くはないのですが、バスドラムの裏打ちや、スネアの6連符などが難しかったポイントです。
続いてはギターです。こちらもYouTubeの動画を参考に参考にさせていただきました。
↓ギターの譜面
こちらの譜面をほぼそのまま弾いています。
ギターに関しては、2015年の12月からシアーミュージック姫路校でレッスンに通っていました。当時は、荻野祐樹先生に教えていただいていました。現在は独立されて、2022年6月1日より「おぎの音楽・話し方教室」を立ち上げられたようです。
↓「おぎの音楽・話し方教室」のホームページはこちら
僕が音楽を始めて1番最初に教えていただいたのが荻野先生で、僕がここまで音楽を続けているのも、最初に荻野先生に出会った影響がものすごく大きかったように思います。最近は会ってないのですが、この場を借りて感謝を伝えさせていただきます。
続いてはベースです。こちらもYouTubeの動画を参考に参考にさせていただきました。
↓ベースの譜面(有料)
こちらもほぼ譜面通り弾いています。
ベースに関しては独学ですが、やはりギターレッスンで学んだことがベースにも役立っていると思います。ベースをやりたい方も、一度ギターを習って基礎を身に着けてからベースをやるのも良い方法かもしれません。
ボーカルと、楽器(ギター、ベース、ドラム、ピアノ)のレコーディング(録音)
レコーディング(録音)では、パソコン、DAW、オーディオインターフェイスなどの機材が必要になります。
まずはパソコンに関してですが、僕はHP Spectre x360というパソコンを使用しています。主に音楽制作の際に使ってます。
あと僕は、MacBook Proのノートパソコンも使用しています。ちなみにMacBook Proは、プログラミングやブログをする時に使ってます。
正直、どのパソコンが良いかは詳しくないので分からないのですが、作曲やレコーディングをするのであれば、スペックの良いものを購入した方が良いことは間違いないです。
続いてDAW(音源制作のソフト)ですが、僕はCubase Proを使用しています。
Cubase以外だと、Studio One、Logic Pro、FL Studio、Pro Toolsなどがありますが、どのDAWを選んでも問題は無いと思います。
独学で使い方を覚えるのも良いですが、使い方が分かりづらかったりするので、最初は音が鳴らない、録音ができないといった事でつまづくかもしれません。なので、DTMレッスンに通って先生に教えてもらうのが手っ取り早いかなと思います。
ちなみに僕は、Music School Dream DTM講師の福岡良太先生にDTMを教わっています。
↓DTM講師 福岡良太先生のSNSはこちら
独学なら、SleepfreaksとOTO×NOMAがオススメです。
↓Sleepfreaks
↓OTO×NOMA
もちろん、大学や専門学校で学ぶのも1つの手でしょう。
続いてはオーディオインターフェイスについてですが、オーディオインターフェイスというのは、マイクや楽器をPCに繋ぐための機器です。
僕は、UR242しか使用したことはありませんが、おすすめできる商品です。
オーディオインターフェイスも、最初は使い方が分からなかったので、DTMレッスンで教わりました。
使い方に関しては、ご自身が持っているオーディオインターフェイスの名前 使い方で検索してみると良いと思います。
機材の説明が長くなりましたが、今回の動画のレコーディングに話を戻すと、ボーカルとドラムはレッスン内で、ギター・ベース・ピアノは自宅でレコーディングを行いました。
このレコーディングの作業もなかなか大変で、自分の納得のいくものが録音できるまで何回か取り直しをしたりするので、それなりに時間が掛かりました。
また僕はレコーディング経験が少なく、今まであまり教わってなかったのもあり、失敗も2つありました。
1.オーディオインターフェイスの入力Gainの音量が大きかったため、波形が大きく振れすぎていた
2.録音時の、モノラルとステレオの選択を間違えた
なので、レコーディングでの今後の教訓としては、オーディオインターフェイスの入力Gainの音量に気をつけることと、モノラルで録るのかステレオ録るのか確認することを心がけようと思います。
ボーカルと、楽器(ギター、ベース、ドラム、ピアノ)のミキシング・マスタリング
レコーディング(録音)が終わった後は、ミキシング・マスタリングといった作業が必要になります。
ミキシングというのは、録音された各トラック(音)の音量バランスや音色などを調整する作業のことで、楽曲の仕上げ作業になります。
それに対し、マスタリングというのは、ミキシングが完了した音源を、流通させるメディアに適した音量・音質に調整する作業のことで、楽曲制作の最終工程になります。
とはいえ僕は、ミキシング・マスタリングに関しては完全に素人なので、今回のCry Babyの音源は、一度自分で調べながらミキシングをやってみて、その後DTM講師の福岡良太先生に音源を聴いてもらって、修正してくださいました。
先生のおかげで、音源のクオリティがグッと上がりました。本当にありがとうございました。
いずれは、ミキシング・マスタリングも自分でできるように、もっと学んでいきたいと思います。
動画の撮影・編集
今回、撮影に協力してくださった先生は、Music School Dream代表で、ボーカル講師の渡瀬 健志郎先生と、ピアノ講師の野中柚希先生のお二方です。
↓Music School Dream代表 ボーカル講師の渡瀬 健志郎先生のSNSはこちら
今回、動画を制作する上で一番不安だったのが撮影でした。まずは、撮影場所を探さなければいけなかったのですが、この撮影場所選びがなかなか難しいなと思いました。
撮影場所の条件は3つありました。
1.Music School Dream 広畑教室から遠くない所
2.本家のMVの雰囲気に近い風景の所
3.実際に撮影可能な場所かどうか
とりあえず、1と2の条件を満たすような場所をGoogleマップやストリートビューで探して、いくつかピックアップしました。
ただ3の実際に撮影可能な場所かどうかは、その場所に行ってみなければ分からないので、ピックアップした場所に下見に行きました。
実際に行ってみると、風景は良いけど撮影が難しそうだったり、撮影は出来そうだけど風景が今一つだったりという場所がほとんどでした。
ちなみに本命だった場所が、
こんな感じで、本家のMVの雰囲気に近く、風景的にはバッチリでしたが、どうしても撮影が難しそうで断念しました。
事前にピックアップした場所で、3つの条件を満たすような場所がなく、困ったなぁと思いながら最後に念のため寄り道しながらドライブしていたら、たまたま良さげな場所に出会いました。
その場所は、
こんな感じでした。
この場所を見つけた瞬間、思わずガッツポーズをしました(笑)
条件のうち、1はMusic School Dream 広畑教室から2キロほどの場所だったので完璧で、2の風景もなかなか良く、3の実際に撮影可能な場所かどうかもバッチリでした。
次に考えたのが、撮影日が7月26日(火)で外なので、当日は暑くなるだろうという予想ができたので、なるべく短い時間で効率よく撮影を終わらせる必要があるなと思いました。しかも、1人でボーカルと4つの楽器を演奏するので、普通にやれば時間が掛かってしまいます。撮影に協力してくださる先生方に、炎天下の中、長時間僕の撮影に負担をかける訳にはいかないので、効率よくするために、どこでどの楽器を演奏するかをあらかじめ決めておいて、紙にまとめました。
結果的に、この紙のおかげで撮影時間をかなり短縮できたと思うので、良い判断だったと思います。あと、ドラムなど機材の移動も大変になると予想していたので、ここも先生方の負担を減らすため、お手伝いとして友人を1人呼びました。当日の撮影では、やはり機材の移動が大変で、友人を呼んでめちゃくちゃ助かりました。僕のために撮影に協力していただいた先生、友人にはとても感謝しています。ありがとうございました。
あと今回の撮影で改めて大切だと思ったことは、事前の準備です。協力してくださる相手のことを思い、どうやったら相手の負担を減らせるかを考えて、あらかじめ手を打っておき、準備しておくことが大切だと思いました。
最後に編集ですが、Music School Dream代表 ボーカル講師の渡瀬 健志郎先生がしてくださいました。
ボーカルと楽器4つを細かく撮影したので、編集作業も大変だったと思いますが、素晴らしい編集でした。本当にありがとうございました。
今回のCry Babyの動画制作は、僕1人の力では絶対に作ることができなかったもので、Music School Dreamの先生方含め、多くの方々が僕のためにたくさん協力してくださったおかげで、無事完成することができました。
今回の動画制作に協力してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
という訳で、8/20(土)19:00より、YouTubeでCry Babyのカバー動画を出しますので、是非ご覧ください。