こんにちは、黒田康平と申します!
ボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノをやったり、乃木坂46への楽曲提供を目指したりしております!
今回は、「定番商品」というテーマでお送りします。
本題に入る前にまずはお知らせです。
2024年3月15(金)に、国武凜くんがリーダーの”バンドくにたけ”で、200人キャパのワンマンライブがあるのですが、僕はお手伝いで参加することになりました。
“バンドくにたけ”のメンバーは、10代後半から20代前半の若手メンバーで、誰も音楽経験がない中で200人を集めて予算を回収し、ワンマンライブを成功させようとしています。
何とも危なっかしそうな企画ですが、この年齢でここまで挑戦している人はそうそういません。そんな常に挑戦し続ける”バンドくにたけ”をみんなで応援しませんか??
という訳で、バンドくにたけによるワンマンライブの参加チケット、スタッフになれる権のリンクを貼っておきます。
今回は、僕の本業のお話をしたいと思います。
僕は、普段会社に勤めていますが、会社というのは、10年で9割近くが廃業すると言われています。
もう少し具体的な数字を言うと、会社の存続率は、設立して3年で65%、10年で6.3%、20年で0.39%、30年で0.025%と言われています。
つまり、会社は無くなって当たり前で、続けることはとても難しいということが分かります。
そんな中、僕が現在勤めている「ヤマサ蒲鉾株式会社」は、設立が1953年3月でちょうど今年で70周年を迎えました。創業に至っては、1916年(大正5年)で、何と107年目になります。
創業から30年経つと、99%以上の会社が廃業する中、107年続いているってめちゃくちゃ凄いなと思います。
最近で言うと、新型コロナウイルスの流行もありましたが、その中でもしっかり生き残っています。
では、ヤマサ蒲鉾がここまで長く続いている要因は何なんだろう?というのを考えてみました。
様々な要因があるのは間違いないのですが、その中でも「定番商品」があるというのは間違いなく言えると思います。
逆に考えると、「定番商品」がない会社は、長続きしにくいとも言えるかもしれません。
では具体的にヤマサ蒲鉾の定番商品は何があるかというと、大きく分けると4つあって、「カニカマ」「ちくわ」「かまぼこ」「天ぷら」です。
その中でも僕が担当しているのは「天ぷら」です。
さらに「原料処理」「※擂潰(らいかい)」「成型」「包装」「発送」と担当が分かれていて、僕は「成型」を担当しています。
(※冷凍すり身に食塩や調味料を加えて練り上げる工程)
その中でも僕が最近多く担当しているのが、定番商品の「ごぼう天」です。
僕は2017年4月に入社したので、6年半勤めていますが、「ごぼう天」を作っていない日を見たことがないです。長く勤められている先輩から聞くと、何十年も前から作られていたそうです。
こういった定番商品が、ヤマサ蒲鉾にはたくさんあるというのが、長く続いている要因なんだと思います。
自分で起業してビジネスをする場合であっても、「定番商品」を作らなければ、長く続けることは難しいのかなぁと思います。
僕の場合は、0から定番商品を作り上げるのは大変すぎて無理!って思っているので、既に定番商品のある所で働くという選択をしています。
仕事を選ぶ基準に、楽しいか楽しくないか、やりがいがあるかどうかで選ぶことが多いかもしれませんが、「定番商品があるかどうか」という基準で選ぶのも、1つの方法なのではないかと思いました。