こんにちは、黒田康平と申します!
ボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノをやったり、乃木坂46への楽曲提供を目指したりしております!
今回は、”85~90%練り製品製造、10~15%作曲家という「バーベル戦略」”というテーマでお送りします。
本題に入る前にまずはお知らせです。
5月期間中に、BASEでレッスン代支援を募りましたが、6月より商品棚をリニューアルしました!
こうへい屋 (←詳しくはこちら)
●レッスン代 お気持ち支援 1000円
●1時間Zoomレッスン 3000円
●手書きで譜面作成(ギター、ベース、ドラム) 3000円
●ボーカルのピッチ修正 3000円
●1ヶ月スポンサー権 7000円
●精密採点コンサル(2時間、オフライン、マンツーマン) 10000円
オススメは1時間Zoomレッスンです!また、こんな商品だったら買います!というのがあれば、専用リターンみたいな形で商品を出すことも可能かもしれません。
では本題です。
みなさんは「バーベル戦略」という言葉はご存知でしょうか??
「バーベル戦略」というのは、資産運用の用語で、ハイリスク・ハイリターンの資産とローリスク・ローリターンの資産を組み合わせた投資戦略のことです。
具体的には、85~90%を安全性の高い資産に投資し、10~15%をリスクの高い資産に投資するという感じです。
こうすることで、「予測不能な危機に対応できる」という考え方です。
この「バーベル戦略」という考え方は、仕事にも応用することができます。
仕事における「バーベル戦略」というのは、「リスクのタイプが異なる複数の仕事を持つ」という戦略です。
具体的には、85~90%を安定した仕事、10~15%を不安定だけど大化けする可能性のある仕事をするという感じです。
一生安泰だと思っていた仕事も、会社が倒産したり思わぬ形でリストラされたりする可能性も0ではありません。また、自然災害や疫病によって、会社の経営が悪化することもあるかもしれません。
こういった予測不能な危機が起こった時に、全く別の仕事を持っていれば、危機を乗り切れるかもしれません。
では僕の場合はどうか。
僕の場合は、「85~90%練り製品製造、10~15%作曲家」です。まあまあ珍しい組み合わせだと思っています。
僕が働いているヤマサ蒲鉾株式会社は、大正5年創業の老舗かまぼこ会社で、息の長い安定した仕事だと思います。
とはいえ、100%安泰だとは思わない方が良いと思っていて、仮に自然災害や疫病といった予測不能な危機が起こる可能性も0ではないと考えておいた方が良いと思っています。
それと僕のもう一つの顔として、合同会社BINGOという作曲家事務所で研修生として活動しています。
作曲家事務所では、乃木坂46やAKB48など、秋元康さんプロデュースのアイドルの楽曲コンペに、自分の楽曲を提出するというのが主な活動です。
楽曲コンペは、採用率がとても低く採用されなければ無収入だが、採用されればその後大きく化ける可能性があるという、例えて言うなら宝くじのようなものと言えるかもしれません。
自分の楽曲が乃木坂46の表題曲に採用されて、紅白歌合戦やレコード大賞で歌われるという可能性も0ではありません。(確率は極めて低い)
一方で、数百曲書いて採用0、30年間採用0なんてこともあるかもしれません。
僕が実際に、楽曲コンペという不安定だけど大化けする可能性のある活動に10~15%費やしてみた結果、本業(85~90%練り製品製造)のモチベーションがかなり上がりました。
モチベーションが上がった要因に、勤続年数を重ねて色んな仕事を任されるようになったというのもありますが、それ以上にワンチャン大化けするかもしれない活動を長く続けるために本業をやっているという、明確な本業を続ける目的が出来たことが大きいと思っています。
安定した仕事に100%を費やすリスクとして、何のために仕事をしているのだろう?といった、働く目的を見失うというのがある気がします。
安定した仕事を長く続けていると、毎日同じ行動パターンの繰り返しになったり、毎日同じ人としか会わなくなったりするので、やりがいを無くす、飽きる、モチベーション、幸福度が下がるというリスクがあります。
「バーベル戦略」は、そういったリスクを下げる有効な方法なんじゃないかなと思っています。
僕はたまたま、「85~90%練り製品製造、10~15%作曲家」という形に落ち着きましたが、人それぞれに合った「バーベル戦略」があると思います。
ちなみに、アインシュタインは特許庁の役人というリスクの極めて小さな仕事をしながら科学論文を書き、その論文でノーベル賞を取ったという「バーベル戦略」を実践して成功した人です。