こんにちは、ここに来て精密採点DX-Gの熱が高まっている黒田康平です!
今回は、相手を知り、自分を知り、戦わない【孫子の兵法】というタイトルでお届けします。サブタイトルの孫子の兵法は、少し後で登場します。
僕は今、乃木坂46に楽曲提供するという目標に挑んでいるのですが、先日、乃木坂46に楽曲提供の実績のある超一流の作曲家の方々の対談が生配信でありました。(成瀬英樹さん、杉山勝彦さん、Akira Sunsetさん、APAZZIさん)
僕が目指している所のトップを走っている方々のお話は貴重で、本当に勉強になりました。そのお話の中で1つ重要だと思ったキーワードがあったので、今回はそこから広げていこうと思います。
そのキーワードは、ズバリ「戦わない」です。
乃木坂46に楽曲提供するには、楽曲コンペに勝ち抜く必要があります。その楽曲コンペを何度も勝ち抜いてきたAkira Sunsetさんが、何度か「戦わない」という言葉をおっしゃっていました。
楽曲コンペにおいて「戦わない」ためにどうすれば良いかという具体的な戦略は、まだ僕には見えていませんが、抽象的な考えとして、戦う相手を知り、自分の強みを知り、同じ土俵で戦わないことを意識することが大切だということが分かりました。
僕は社会人になってからビジネスの勉強をよくするようになったのですが、勉強する中で「戦わない」というワードは、よく耳にしていました。
例えば、キングコング西野亮廣さんの場合だと、お笑い芸人という厳しい競争の世界に勝つために、当時周りでは、ダウンタウンさんのような芸風の漫才をされる芸人さんが多かったそうですが、同じ土俵で戦わずに、ボケ数を多くしてテンポの良い漫才を作って結果を出されたそうです。
また、絵本を作った時は、最も細い0.03mmのボールペンを使い、あえて完成までに何年も掛かるような作品にすることで、他の絵本作家の方には真似できない絵本を作り、大ヒットさせました。
完成までに何年も掛かるような絵本だとその期間食べていけないので、本業を絵本作家にしている方には真似できないが、芸人としての収入がある西野さんにはそれが出来るということで、他の絵本作家の方と同じ土俵で戦わない戦略をとっていたそうです。
そんな西野さんは、よく「孫子の兵法」のお話をされます。西野さんの戦い方は、「孫子の兵法」を参考にされているようです。
「孫子の兵法」というのは、今から2500年以上前の中国で、孫武(そんぶ)という方が書いた戦い方の書物のことです。
「孫子の兵法」では、戦争の勝敗は運で決まるのではなく、合理的な理由があるということを主張していて、戦争で勝つための考え方が書かれています。
という訳で今回は「孫子の兵法」の中から、1つだけピックアップしてみようと思います。
「敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず」
「敵の事情を知って味方の事情も知っていれば百回戦っても危険が無く、敵の事情を知らないで味方の事情を知っていれば勝ったり負けたりし、敵の事情を知らず味方の事情も知らないのでは戦うたびに必ず危険になる」という意味です。
もう少し簡単にまとめると、今回のタイトルにある「相手を知り、自分を知り、戦わない」です。
じゃあ僕の場合はどのような戦い方をすれば良いかというと、正直まだ見つかっていません。
1つ挙げるとすれば、ボーカル・ギター・ベース・ドラム・ピアノ全部やりますというのが僕の戦い方の1つです。
Cry Babyの動画を作った理由は、ボーカル・ギター・ベース・ドラム・ピアノ全部やりますを証明するためです。
ボーカル・ギター・ベース・ドラム・ピアノ全部やりますっていうのは、ぶっちゃけ面倒くさいので、あんまり真似しようと思わないんじゃないかなと思っています。
戦わないための方法として、他の人がやりたがらない面倒くさいことをやることが大事なんじゃないかと思っています。僕自身はまだ結果を出していないので、まだ仮説でしかないですが・・・。
という訳で、次回のMSD音楽祭はドラム以外全部やるので、練習頑張ります!!