悪夢の病気から今年で10年

こんにちは、黒田康平と申します!

ボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノをやったり、乃木坂46への楽曲提供を目指したりしております!

今回は、”悪夢の病気から今年で10年”というテーマでお送りします。



本題に入る前にまずはお知らせです。

YouTubeに、We Are The World / U.S.A. For AfricaのMVをアップしました。

Music School Dreamという音楽教室の生徒13名によるコラボで、ベースで参加させていただきました!

↓こちらも良かったら!


今回は、”悪夢の病気から今年で10年”という重いタイトルですが、僕は2014年8月(高3)に病気になって、大学受験を諦めた経験があります。

1年前に書いた「病気で大学受験を諦めた日のこと」というブログ記事に詳しいことは書いていますが、このブログを書いてから1年で、病気になった時のことが自分なりに整理できたような感じがしてます。

ほんの1年前までは、大学受験への未練というのがずっとあって、何回も大学受験の時の夢を見てたのですが、最近全く見なくなりました。

むしろ、あの時病気になっといて良かったのかなぁと、少しは思えるようになったような気がします。

この1年でそう思えるようになった理由の1つとして、「発信」をするようになったことが大きかったと思います。

僕は今、毎週土曜日にブログ記事を投稿し、毎週火曜日に5行ポエムを投稿しているのですが、過去の病気のことも包み隠さずに発信しました。

僕は、2014年8月(高3)に「急性一過性精神病性障害」という病気を患っている。

この病気は「ドーパミンの過剰分泌」によるもので、簡単に言うと「脳のブレーキが壊れている」状態である。

病気の発症から8年10ヶ月経った今でも、完全に治っている訳ではなく、毎日薬を飲み続けることによって、薬が脳のブレーキを代わりに踏んでくれている状態である。

つまり僕にとっては、楽しい出来事が起きている時は危険で、なぜならば「ドーパミンの過剰分泌」によって「脳のブレーキが効かなくなる」可能性があるからだ。

なので僕はこれからも、薬に頼りつつ、ブレーキの効きが悪い脳を上手く操りながら、挑戦をし続ける必要がある。

↑2023年6月20日の投稿

こういった投稿をやってみて感じたことは、マイナスな出来事があっても、そこからもがいて這い上がろうとしていると、応援されやすいということです。

つい1ヶ月前、右耳の不調で突発性難聴になりかけた(治りました)のですが、その時の投稿には、たくさんのいいねや応援のコメントを下さりました。(温かすぎる…)

なので病気の経験って、ちゃんと発信すれば武器になるなと思えるようになったんです。


僕は高校時代まで、音楽とは本当に無縁の生活で、必死で勉強して良い大学に行こうと考えていました。

おそらく病気にならずに大学受験が上手くいっていたら、大学でも目の前の勉強やバイトなどに追われ、とても音楽なんてやれてなかったと思います。

もちろん、大学に行けなかったことでたくさんの機会損失しているのは間違いないですが、病気になったことで巡り巡って音楽を始めることになり、音楽を始めたことで巡り巡って色んな出会いが生まれたことも間違いありません。


今回どうしてブログ記事に過去の病気のことを書こうと思ったかというと、実は今日、高3の時のクラスメイト&先生と新年会があるんです。

僕がちょうど病気になったときのクラスメイトに会うんです。

間違いなく僕の人生を大きく変えたクラスなので、そのメンバーと新年会というのは僕にとって特別な思いがあります。

高3の時は自分の未熟さもあり、なかなかクラスに馴染めませんでしたが、そこから10年近く色々頑張ってきたつもりなので、今なら何の気負いもなくお話できる気がしてます。

生きていて何かしらマイナスな出来事ってあると思うのですが、考え方、やり方次第で、その経験もプラスに変えることができると思っています。

僕の場合は、病気というマイナスの出来事から、何年も掛けて少しずつ這い上がっていくストーリーをお見せできれば良いなと思っています。

そのためには、やはり発信が必要になってくるので、2024年もコツコツ発信していこうと思います。

2024年もよろしくお願いします。