こんにちは、黒田康平と申します!
ボーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノをやったり、乃木坂46への楽曲提供を目指したりしております!
前々回のブログ記事で、絵本を基に曲を作り、その制作過程を共有するというのを少しやりましたが、今回は、その続きをやっていこうと思います。
↓前々回のブログ記事はこちら
↓以前は、メロディー、コード進行、歌詞を作りました。(ボーカルはAIです。)
ここから、今回のブログ記事のタイトルにある「ドラム」をこの曲に入れていきます。
まずは、ドラムの各パーツの名称から。
ドラムは、
・キック(バスドラム) Kick
・スネアドラム Snare
・ハイハットシンバル Hihat
・タムタム Tom
・クラッシュシンバル Cymbal
・ライドシンバル Ride
で構成されています。
なので、ドラムを打ち込む際は、
このように、ドラムの各パーツごとにトラックを作ります。
ちなみに、ドラムの音源は、
Native Instruments社「KOMPLETE」の「STUDIO DRUMMER」を使っています。
では、まずはキックから。
キックは、C1に配置されているので、C1に打ち込みます。
ちなみに、どの鍵盤にどのドラムの各パーツが入っているかというと、
こんな感じです。
次は、ハイハット。
ハイハットは、「クローズドハイハット」「オープンハイハット」「フットハイハット」があります。
「クローズドハイハット」は、足元にあるペダルを踏むことで2枚のシンバルが合わさり、「チッチッ」という音が鳴ります。
「オープンハイハット」は、ペダルを踏む力を緩めることで2枚のシンバルが離れ、「シャーン」という音が鳴ります。
「フットハイハット」は、2枚のシンバルを、ペダルの操作によって踏み鳴らす奏法です。
↑こちらのサイトが分かりやすかったです。
クローズドハイハットは、F#1に配置されているので、F#1に打ち込みます。
オープンハイハットは、A#1に配置されているので、A#1に打ち込みます。
次は、スネア。
スネアは、ドラムの主役といえる楽器です。
また、「クローズドリムショット」「オープンリムショット」という奏法もあります。
Aメロ前半は、静かな「クローズドリムショット」を打ち込みました。(C#1に配置されている)
Aメロ後半とBメロは、スネアを打ち込みました。(D1に配置されている)
サビは、力強さを出すために「オープンリムショット」も混ぜてみました。(D#1に配置されている)
次は、タム。
タムは、ドラムセット中央に配置されている太鼓で、音程の高いものから「ハイタム」「ミッドタム」「ロータム」があります。
また、床に直置きで設置してある「フロアタム」というのもあり、タムの中で最も音程が低いです。
こちらは、Bメロのタムの打ち込み画面です。
僕はいつも、音程の高い順に、A1、G1、F1の3つを打ち込んでいます。
最後に、クラッシュシンバル。
「ジャーン」という派手な音が鳴ります。
クラッシュシンバルは、C#2に配置されているので、C#2に打ち込みます。
合体させると、、、
↑こんな感じです。(Aメロ前半)
↑Aメロ後半
↑Bメロ
↑サビ前半
↑サビ後半
では、以前作った曲にドラムを加えた音源を載せます。
ドラムを入れるだけでも、かなり曲っぽくなってきたように思います。
今回の記事では、ドラムの打ち込みの説明をしてみましたが、やったことのない方からすれば、なかなか難しそうに感じるかもしれません。
実際僕も、始めは全然分かりませんでした。僕の場合は、だいぶ遠回りしてドラムを習う所からやって、自分で叩けるようにしました。
自分でドラムを叩けるようになると、ドラムの打ち込みをする時も、パッとフレーズが思い浮かぶようになりました。
ドラムは、実際に叩けるようになると楽しいので、もし興味があれば習ってみるのも良いかもしれません。