自覚的運動強度(RPE)という判断基準を持つ

こんにちは、黒田康平です。先週は体調不良でブログ投稿をお休みさせていただいたので、新年1発目の投稿になります!

今回のタイトルは”自覚的運動強度(RPE)という判断基準を持つ”です。

まずは少し遡(さかのぼ)って7年前の話になるのですが、僕は病気で大学受験を諦めました。

その後僕は何をしていたのかというと、専門学校に入学して、コースは、スポーツコースを選びました。スポーツコースを選んだ理由が、中1の時に”夢の職業新聞”を書く課題があって、そこに”スポーツ用品販売員”と書いてたものを見つけたからです。

多分中1の時は、将来の夢が無い中でひねり出して書いてたと思います(笑)。あと専門学校に入る当時は、薬の副作用がキツくて脳が思うように働かない状態だったので、体を動かせるスポーツの方がいいかなーみたいな感じで、あまり深く考えずに選んだと思います。

結局僕はスポーツ系の仕事を選ばなかったのですが、専門学校でスポーツの勉強をした中で今でも役に立っている知識もあったりするので、その内の1つを今回紹介します。

それが今回のタイトルにもある、自覚的運動強度(RPE)です。

僕が専門学校で習った時は、”主観的運動強度”という名前で教えられましたが、改めてGoogle検索してみると”自覚的運動強度”と書いてあるものが多かったので、今回はそちらで紹介します。

自覚的運動強度(RPE)というのは、運動をしている人自身が、自分の感覚でどの程度きついと感じているかを数字で表したものになります。

運動している時の感覚は、”非常に楽である”や”非常にきつい”などありますが、その中でより効果的に運動を行うには、”ややきつい”くらいが良いとされています。

もう少し具体的に言うと、”かなり楽である”と感じる強さから始め、少しずつ強さを上げて、”楽である”から”ややきつい”くらいの範囲内の運動を目指す感じです。

なので、運動をする際には自分の感覚で、”ややきつい”くらいの強度を狙ってするのが良いという訳なのですが、この”自覚的運動強度”という考え方は運動に限らず、ありとあらゆるものにも活用出来るのではないかと思っています。

例えば、勉強をする時なら、何時間勉強すると決めてやるのも悪くはないですが、自分の感覚・主観で”ややきつい”と思うまでやるっていうのもアリだなと思います。

自分の感覚でまだ”かなり楽である”と感じるなら、勉強量が足りてないと判断し、もっと頑張った方が良いし、”かなりきつい”と感じるなら、もう少しペースを落として、力を緩めた方が良いかもしれません。

この時に大事なのが、”自分の感覚で”とか、”自分の主観で”という所だと思っていて、この時に他人と比較したり、他人のものさしで判断したりしてしまうと、上手くいかないんじゃないかなと思います。

人によって、ややきついと感じる度合いも全然違うし、また過去の自分と今の自分を比べても、ややきついと感じる度合いは変わってきます。

例えば、カラオケで1曲100点を取るという作業が、過去の自分だったらかなりきついと感じていたけど、今の自分だったらかなり楽に感じる。というように、繰り返し練習して慣れて成長していく中で、自分がきついと感じる度合いが日々変化します。

なので、何か物事に取り組む時は、自分の感覚・主観を大事にして、自覚的運動強度で言う所の”ややきつい”ラインを常に狙って頑張るのが良いのではないかと思います。

ちなみに今日の僕は、まだ楽であるという感覚なので、これからもう少し自分を追い込んで、ややきついと思える所まで努力しようと思います。


最後に、新曲の作曲、編曲、ミキシングが大体出来たので、載せておきます!

よくよく考えたら、専門学校でスポーツの勉強してたのに、今めっちゃ音楽やってるのってだいぶ変わってますね(笑)

ちなみに今はこの曲の歌詞を、ココナラというサイトで制作依頼しております。

作詞を自分でやってみようと思ったこともありましたが、1週間で自分の才能に見切りをつけて、外注を選びました。

挑戦することも大事ですが、その一方で、やらない事を決めるというものも大事なスキルだなと思っています。

時間は有限なので、自分はどこに時間を使って、どこに時間を使わないかを決めて、やると決めた事に関しては、毎日”ややきつい”と思える所まで頑張るようにしていこうと思います。

という訳で、今回はここまででーす。